先日、産業カウンセラー協会とNPO法人キャンサーリボンズとの共同開催の職場における「がん治療と就労」支援セミナーに参加してきました。今回のセミナーは1月と2月の2日間にわたり開催され、がん治療と仕事を理解できるカウンセラーとして重要性が増しているテーマでもあり、セミナー参加者も産業カウンセラーやキャリアコンサルタントだけではなく、企業の人事関連の方を含め100名を超える参加がありました。

 

3割の就労世代のがん患者が通院による治療が一般的になったことで、2016年厚生省が「事業場における治療と職業生活のガイドライン」を発表しており、企業の制度整備、就業の伴う配慮が求められるようになっています。がん患者は就労している時は女性の割合が高く、定年後は男性の割合が高いというデータもでています。

 

今回のセミナーは基礎編として、冒頭NPO法人キャンサーリボンズのリーダーの方から働く世代のがん患者の最新情報、就労支援のお話があり、特定社労士の方からがん患者の就労支援にあたり、会社の規則や制度の運用方法、そして、最前線でご活躍されている総合病院厚生中央病院の横山先生から最新がん医療のお話がありました。

 

「医療現場では仕事が語られず、職場では病気が語られない」現状を踏まえると、産業カウンセラーとキャリアコンサルタントが患者と職場を「つなぐ」重要性を再認識したセミナーでした。